鉱物・隕石の標本の販売を行うISE Institute of Mineralogical and Meteoritical Science (ISE鉱物隕石科学研究所)標本開発部のオンライン版店舗です。アジア産鉱物が得意です。
博士(理学)の学位をもつ店長が科学的な裏付けとともに見た目の美しさにこだわって標本化したものばかりです。
商品の写真は、一眼レフカメラで撮影し、トリミングと電子透かし処理以外の加工は行っていません。スマホ等で撮影すると、実物以上にきらびやかに写ったり、大きく見えたり場合がありますが、当店ではそれを避けるようにしています。
方解石 クラスター フラワーカルサイト 鉱物標本 鍾乳洞 その7
¥2,310
■ 方解石 Calcite 化学式: CaCO3 産地: Wenshan City, Wenshan Prefecture, Yunnan, China : 33x28x27mm 管理番号: 23771 --------------------- 産地:中国、雲南省、文山(ウェンシャン)市 広大なカルスト地形で名高い雲南省の文山(ウェンシャン)自治州は、二次的な炭酸塩鉱物が形成される地質学的に優れた環境を有しています。本標本は、コレクターの間で「フラワーカルサイト」や「犬牙状(ドッグトゥース)」として親しまれている、偏三角面体の結晶が美しく群生したクラスターです。高温の深部熱水鉱脈で生成される方解石とは異なり、本品は鍾乳洞などの地下の空洞(晶洞)において、天水(雨水)に由来する低温の地下水が穏やかに循環することによって形成されました。 このようなカルスト地帯では、カルシウム分を過飽和に含んだ地下水が洞窟内に染み出す際、二酸化炭素($CO_2$)が空気中に抜ける(脱ガス作用)ことで炭酸カルシウム($CaCO_3$)が結晶化します。鍾乳洞の天井から滴る場所や、あるいは「リムストーンプール(畦石池)」と呼ばれる穏やかな水底において、結晶が全方位へと放射状に成長していくことで、まるで花が開いたような立体的なクラスターが構築されます。 本標本は無色透明ではなく、温かみのある淡い蜂蜜色〜琥珀色を呈しています。この色は、水滴が地表の土壌を通過する際に取り込んだ、微量な有機物(フルボ酸など)や微細な酸化鉄の成分が結晶内に取り込まれたことによるものです。まさに鍾乳洞の内部で何百年もの時間をかけて育まれた、自然の神秘をそのまま凝縮したような風情ある一品です。 本ロットは、採掘時に標本に部分的ダメージがある部分がある場合があります。特に気になるところは記載するようにしますが、同じロットを複数出品していますので、重大なものでは無ければ記載が間に合っていない場合があります。写真をご確認いただきたいく思います。
方解石 クラスター フラワーカルサイト 鉱物標本 鍾乳洞 その4
¥2,310
■ 方解石 Calcite 化学式: CaCO3 産地: Wenshan City, Wenshan Prefecture, Yunnan, China : 42x34x23mm 管理番号: 23758 --------------------- 産地:中国、雲南省、文山(ウェンシャン)市 広大なカルスト地形で名高い雲南省の文山(ウェンシャン)自治州は、二次的な炭酸塩鉱物が形成される地質学的に優れた環境を有しています。本標本は、コレクターの間で「フラワーカルサイト」や「犬牙状(ドッグトゥース)」として親しまれている、偏三角面体の結晶が美しく群生したクラスターです。高温の深部熱水鉱脈で生成される方解石とは異なり、本品は鍾乳洞などの地下の空洞(晶洞)において、天水(雨水)に由来する低温の地下水が穏やかに循環することによって形成されました。 このようなカルスト地帯では、カルシウム分を過飽和に含んだ地下水が洞窟内に染み出す際、二酸化炭素($CO_2$)が空気中に抜ける(脱ガス作用)ことで炭酸カルシウム($CaCO_3$)が結晶化します。鍾乳洞の天井から滴る場所や、あるいは「リムストーンプール(畦石池)」と呼ばれる穏やかな水底において、結晶が全方位へと放射状に成長していくことで、まるで花が開いたような立体的なクラスターが構築されます。 本標本は無色透明ではなく、温かみのある淡い蜂蜜色〜琥珀色を呈しています。この色は、水滴が地表の土壌を通過する際に取り込んだ、微量な有機物(フルボ酸など)や微細な酸化鉄の成分が結晶内に取り込まれたことによるものです。まさに鍾乳洞の内部で何百年もの時間をかけて育まれた、自然の神秘をそのまま凝縮したような風情ある一品です。 本ロットは、採掘時に標本に部分的ダメージがある部分がある場合があります。特に気になるところは記載するようにしますが、同じロットを複数出品していますので、重大なものでは無ければ記載が間に合っていない場合があります。写真をご確認いただきたいく思います。
赤銅鉱 八面体 結晶 キュプライト 閉山産地 その5
¥25,300
■ 赤銅鉱 Cuprite 化学式: Cu2O 産地: Liufengshan Mine, Guichi District, Chizhou, Anhui, China : 68x31x27mm 管理番号: 23615 --------------------- 産地:中国、安徽省、池州市、貴池区、六峰山(リューフェンシャン)鉱山 安徽省池州市の貴池区に位置する六峰山(リューフェンシャン)鉱山は、スカルン型および熱水性鉱床の複雑な酸化帯に形成された、二次銅鉱物の代表的な産地です。現在、この歴史ある鉱山は閉山しており、この地から産出する高品質な赤銅鉱(キュプライト)は、世界の鉱物市場において今後ますます希少性が高まっていくと予想されます。本標本には、等軸晶系を象徴する、明瞭な八面体の結晶が確認できます。 一見すると不透明で金属光沢を帯びた黒色に見えるため、一瞬「磁鉄鉱(マグネタイト)」のように思われますが、強い光を当てることで赤銅鉱本来の濃い深紅の色彩が浮かび上がります。結晶のエッジなど、薄い箇所によっては、非常に高い屈折率によって光を透過し、赤色に光を通していることがわかります。ただし、当然ですが、宝石(ルビー)のような透明な結晶ではありません。 保管に関する重要な注意点があります。 赤銅鉱は非常に光に弱い(光敏感性を持つ)鉱物です。長時間にわたって強い光や日光に晒され続けると、表面の光沢が鈍くなり、美しい赤色の内部反射が徐々に失われて不透明な緑~褐色〜黒色へと変化(変質)してしまう性質があります。そのため、普段は光の当たらない暗所(箱や引き出しの中など)に保管し、観察する際のみ光を当てて楽しむことを強くお勧めします(※通常の数分程度の観察であれば全く問題ありません)。 本標本は、現地と強固なパイプを持つ一次ディーラーのルートを通じて仕入れたものです。鉱石レベルのバルク(塊)として採掘されたものを、ディーラーがその大きな原石から赤銅鉱の結晶が露出している優良な部分を、切り出し・トリミング加工(一部のロットでは裏面がカットされています)を施すことで初めて標本化されます。このような工程を経て市場に出るため、本ルート以上のお手頃な価格での入手は極めて困難な、産地の歴史を物語る貴重な一品です。
水晶・赤鉄鉱 結晶 共生 アイアンローズ ヘマタイト 単離結晶 その10
¥2,530
■ 石英・赤鉄鉱 Quartz with Hematite 化学式: SiO2/Fe2O3 産地: Huanggang Mine, Hexigten Banner, Chifeng City, Inner Mongolia, China : 53x18x10mm 管理番号: 23550 --------------------- 産地:中国、内モンゴル自治区、赤峰市、克什克騰旗(ヘシグテン旗)、黄崗(ホワンガン)鉱山 内モンゴル自治区に位置する黄崗(黄崗梁)鉱山は、世界的に有名なスカルン型鉱床です。石灰岩帯の割れ目における熱水活動の最終段階において、非常に珍しいタイプの水晶の共生関係を生み出すことで知られています。本標本は、石英(水晶)と赤鉄鉱(ヘマタイト)がダイナミックに共生した個体のロットです。ここでの赤鉄鉱は、コレクターの間で非常に人気の高い「アイアンローズ(鉄の薔薇)」と呼ばれる晶癖を示しており、板状の結晶が幾重にも重なり合って薔薇の花のような集合体を形成し、深みのある黒色の金属光沢をもっています。 興味深い点は、赤鉄鉱の取り込まれ方が二通り観察できることです。一部のアイアンローズは水晶の結晶面上にそのまま着生していますが、別の結晶は石英の成長中に内部に完全に取り込まれ、明瞭なインクルージョン(内包物)として内側に見えているものもあります。結晶化の過程で鉄や珪酸成分が高度に飽和していたため、水晶の成長フロントが断続的に干渉を受け、その結果、水晶の先端(エッジ)がシャープではなく、やや不鮮明な形状になっている個体も含まれます。 コンディションに関するお知らせ: 本品は、風化した砂や粘土で満たされた晶洞(晶洞の風化物)から掘り出されたものです。この柔らかい土壌のおかげで、壊れやすく露出したアイアンローズが保護されていましたが、地中での自然な圧力や風化の過程により、よく見ると微細な擦れやダメージがある箇所がございます。この産地としては非常に珍しい共生標本であり、それらの特性を考慮した価格設定とさせていただいております。 複数ロットの本産地の共生標本を、同じ説明文で出品しています。どの個体がお好みか、写真をご確認くださいませ。
水晶・赤鉄鉱 結晶 共生 アイアンローズ ヘマタイト 単離結晶 その7
¥2,530
■ 石英・赤鉄鉱 Quartz with Hematite 化学式: SiO2/Fe2O3 産地: Huanggang Mine, Hexigten Banner, Chifeng City, Inner Mongolia, China : 42x12x12mm 管理番号: 23537 --------------------- 産地:中国、内モンゴル自治区、赤峰市、克什克騰旗(ヘシグテン旗)、黄崗(ホワンガン)鉱山 内モンゴル自治区に位置する黄崗(黄崗梁)鉱山は、世界的に有名なスカルン型鉱床です。石灰岩帯の割れ目における熱水活動の最終段階において、非常に珍しいタイプの水晶の共生関係を生み出すことで知られています。本標本は、石英(水晶)と赤鉄鉱(ヘマタイト)がダイナミックに共生した個体のロットです。ここでの赤鉄鉱は、コレクターの間で非常に人気の高い「アイアンローズ(鉄の薔薇)」と呼ばれる晶癖を示しており、板状の結晶が幾重にも重なり合って薔薇の花のような集合体を形成し、深みのある黒色の金属光沢をもっています。 興味深い点は、赤鉄鉱の取り込まれ方が二通り観察できることです。一部のアイアンローズは水晶の結晶面上にそのまま着生していますが、別の結晶は石英の成長中に内部に完全に取り込まれ、明瞭なインクルージョン(内包物)として内側に見えているものもあります。結晶化の過程で鉄や珪酸成分が高度に飽和していたため、水晶の成長フロントが断続的に干渉を受け、その結果、水晶の先端(エッジ)がシャープではなく、やや不鮮明な形状になっている個体も含まれます。 コンディションに関するお知らせ: 本品は、風化した砂や粘土で満たされた晶洞(晶洞の風化物)から掘り出されたものです。この柔らかい土壌のおかげで、壊れやすく露出したアイアンローズが保護されていましたが、地中での自然な圧力や風化の過程により、よく見ると微細な擦れやダメージがある箇所がございます。この産地としては非常に珍しい共生標本であり、それらの特性を考慮した価格設定とさせていただいております。 複数ロットの本産地の共生標本を、同じ説明文で出品しています。どの個体がお好みか、写真をご確認くださいませ。
水晶・赤鉄鉱 結晶 共生 アイアンローズ ヘマタイト 単離結晶 その5
¥2,530
■ 石英・赤鉄鉱 Quartz with Hematite 化学式: SiO2/Fe2O3 産地: Huanggang Mine, Hexigten Banner, Chifeng City, Inner Mongolia, China : 55x12x9mm 管理番号: 23524 --------------------- 産地:中国、内モンゴル自治区、赤峰市、克什克騰旗(ヘシグテン旗)、黄崗(ホワンガン)鉱山 内モンゴル自治区に位置する黄崗(黄崗梁)鉱山は、世界的に有名なスカルン型鉱床です。石灰岩帯の割れ目における熱水活動の最終段階において、非常に珍しいタイプの水晶の共生関係を生み出すことで知られています。本標本は、石英(水晶)と赤鉄鉱(ヘマタイト)がダイナミックに共生した個体のロットです。ここでの赤鉄鉱は、コレクターの間で非常に人気の高い「アイアンローズ(鉄の薔薇)」と呼ばれる晶癖を示しており、板状の結晶が幾重にも重なり合って薔薇の花のような集合体を形成し、深みのある黒色の金属光沢をもっています。 興味深い点は、赤鉄鉱の取り込まれ方が二通り観察できることです。一部のアイアンローズは水晶の結晶面上にそのまま着生していますが、別の結晶は石英の成長中に内部に完全に取り込まれ、明瞭なインクルージョン(内包物)として内側に見えているものもあります。結晶化の過程で鉄や珪酸成分が高度に飽和していたため、水晶の成長フロントが断続的に干渉を受け、その結果、水晶の先端(エッジ)がシャープではなく、やや不鮮明な形状になっている個体も含まれます。 コンディションに関するお知らせ: 本品は、風化した砂や粘土で満たされた晶洞(晶洞の風化物)から掘り出されたものです。この柔らかい土壌のおかげで、壊れやすく露出したアイアンローズが保護されていましたが、地中での自然な圧力や風化の過程により、よく見ると微細な擦れやダメージがある箇所がございます。この産地としては非常に珍しい共生標本であり、それらの特性を考慮した価格設定とさせていただいております。 複数ロットの本産地の共生標本を、同じ説明文で出品しています。どの個体がお好みか、写真をご確認くださいませ。
霰石 ブルーアラゴナイト アフガニスタン産 鉱物標本
¥2,200
■ 霰石 ブルーアラゴナイト Aragonite 化学式: CaCO3 産地: Zardag, Dishu District, Helmand, Afghanistan : 69x55x21mm ---------------------" ザルダグ、ディシュ地区、ヘルマンド州、アフガニスタン産のブルーアラゴナイトは、その淡い水色が非常に特徴的な標本です。この標本では、霰石特有の放射状の結晶の集合体となっています。特にブルーアラゴナイトの色彩は、含有する微量元素や光の反射によるもので、この産地特有の条件が影響しています。 ザルダグ周辺の地質環境は、炭酸カルシウム鉱物の形成に適しており、ブルーアラゴナイトは熱水作用や圧力の変化により生成されています。 この標本は、水色が鮮やかでありながら繊細で、結晶の形状や色彩から、この地域の鉱床が持つ独特の性質を示す一例として非常に興味深いものです。ブルーアラゴナイトの透明感と淡い色調が、美しい自然の産物であることを際立たせています。
高師小僧 褐鉄鉱 棒状結晶集合 愛知県産
¥2,970
■ 褐鉄鉱(高師小僧) Limonite ver. Takashikozo 化学式: FeO(OH)・nH2O 産地: Nishimiyuki, Toyohashi, Aichi, Japan : 47x6x6mm 管理番号: 23381 --------------------- 産地:日本、愛知県、豊橋市、西幸(にしみゆき) 「高師小僧(たかしこぞう)」は、愛知県豊橋市の高師原(たかしがはら)に分布する更新統(こうしんとう)の地層から産出する、独特な形態の褐鉄鉱の塊(コンクリーション)です。地質学的には「根状結核(ライゾクレション)」に分類され、かつての湿地や湖沼において、アシなどの水生植物の根の周囲に、鉄分を含んだ地下水から水酸化鉄が沈殿・沈着することで形成されました。長い年月の間に中心部の根(有機物)が腐食して消失し、多くの場合、中空のパイプ状や円筒状の構造が残されます。 鉱物学的には、針鉄鉱(ゲーサイト)を主成分とする含水酸化鉄の混合物である褐鉄鉱で構成されています。この形成過程では、根の周囲のバクテリア活動や酸化還元電位の変化により、二価鉄(Fe2+)が三価鉄(Fe3+)へと酸化・固定されます。本標本は、この自然現象の典型的な例であり、小枝のような独特の凹凸を持った形状をよく留めています。その名は、棒状の姿が子供(小僧)のように見えるという民間伝承に由来します。日本の地質学・文化的な象徴の一つとして、各地で天然記念物にも指定されている「高師小僧」の歴史を伝える貴重な標本です。本品は、新規開発された、宅地になる予定の私有地で採取されたものです。 ゆうパケットポストではサイズ的には入りそうですが、梱包が簡易的なものになります。
高師小僧 褐鉄鉱 棒状結晶集合 愛知県産
¥2,970
■ 褐鉄鉱(高師小僧) Limonite ver. Takashikozo 化学式: FeO(OH)・nH2O 産地: Nishimiyuki, Toyohashi, Aichi, Japan : 50x16x16mm 管理番号: 23368 --------------------- 産地:日本、愛知県、豊橋市、西幸(にしみゆき) 「高師小僧(たかしこぞう)」は、愛知県豊橋市の高師原(たかしがはら)に分布する更新統(こうしんとう)の地層から産出する、独特な形態の褐鉄鉱の塊(コンクリーション)です。地質学的には「根状結核(ライゾクレション)」に分類され、かつての湿地や湖沼において、アシなどの水生植物の根の周囲に、鉄分を含んだ地下水から水酸化鉄が沈殿・沈着することで形成されました。長い年月の間に中心部の根(有機物)が腐食して消失し、多くの場合、中空のパイプ状や円筒状の構造が残されます。 鉱物学的には、針鉄鉱(ゲーサイト)を主成分とする含水酸化鉄の混合物である褐鉄鉱で構成されています。この形成過程では、根の周囲のバクテリア活動や酸化還元電位の変化により、二価鉄(Fe2+)が三価鉄(Fe3+)へと酸化・固定されます。本標本は、この自然現象の典型的な例であり、小枝のような独特の凹凸を持った形状をよく留めています。その名は、棒状の姿が子供(小僧)のように見えるという民間伝承に由来します。日本の地質学・文化的な象徴の一つとして、各地で天然記念物にも指定されている「高師小僧」の歴史を伝える貴重な標本です。本品は、新規開発された、宅地になる予定の私有地で採取されたものです。 ゆうパケットポストではサイズ的には入りそうですが、梱包が簡易的なものになります。
国産水晶 ファントム 鉱物標本
¥4,950
■ 石英 Quartz 化学式: SiO2 産地: Hiyoshi, Mizunami, Gifu, Japan : 19x8x9mm 管理番号: 23355 --------------------- 日本の岐阜県産のファントム水晶です。風化したペグマタイト鉱床からの産出品で、水晶が単離した状態で産します。粘土でおおわれているため、結晶の状態は良好で、エッジや結晶面の状態がよくわかります。本産地は濃い目の色合いの水晶がよく産出しますが、本品は、ファントムとなっており、内部はこの産地に特徴的な黒色~濃い灰色の結晶で、その上に透明な結晶が成長しています。本品は当然未処理品です(熱、放射線など)。本品は天然の色合いです。写真できれいさが伝わりにくく撮影に難儀しています。私有地で採取されたものです。
緑水晶 グリーンクオーツ 緑泥石インクルージョン ヒマラヤ
¥4,510
■ 石英/緑泥石 Quartz with Chlorite 化学式: SiO2/(Fe,Mg,Fe3+)5Al(Si3Al)O10(OH,O)8 産地: Ganesh Himal, Dhading District, Bagmati Pradesh, Nepal : 38x23x14mm 管理番号: 23342 --------------------- 産地:ネパール、バグマティ州、ダディン郡、ガネーシュ・ヒマール ヒマラヤ山脈のガネーシュ・ヒマール山塊は、高圧下での変成熱水活動によって鉱物が形成される、典型的なアルプス型産状を示す地域です。本標本は、緑泥石(クロライト)を多量に内包・随伴することから「緑水晶」とも称される石英のクラスターです。 フィロ珪酸塩鉱物である緑泥石は、石英の成長期に内部のファントムや表面への被覆として取り込まれ、透明な石英に特有の深いフォレストグリーンの色彩を与えます。本標本の最も際立った鉱物学的特徴は、結晶が先端に向かって細くなる「テーパード(テッシン・ハビット)」と呼ばれる晶癖です。この形態は、通常の六角柱面が未発達のまま、急傾斜の菱面体面が連続することで生じ、先端が鋭利に収束します。これは、造山運動に伴う岩盤の裂け目(フィッシャー)において、熱水溶液が急速に冷却される過程で結晶化したことを示唆しているといわれています。結晶群の幾何学的な造形と、緑泥石が織りなす深緑色の組み合わせは、ネパールの高地鉱山帯における産状を完璧に象徴しています。
自然金 カリフォルニア産 分離標本 鉱物標本
¥11,000
■ 自然金 Native Gold 化学式: Au 産地: Placer County, California, USA : 約8mm 管理番号: 23329 --------------------- 産地:アメリカ合衆国、カリフォルニア州、プレーサー郡 カリフォルニア州プレーサー郡は、中生代の変成帯や第三紀の含金砂利層に位置する「マザー・ロード(母鉱脈)」の地質学的な要所として知られています。この地域の自然金は、主に熱水石英脈の中、あるいはその風化によって生じた残積・沖積鉱床の中に産出します。 本標本は単独の結晶として分離した自然金であり、カリフォルニアの浅熱水性鉱床特有の高い純度を反映した、深みのある「黄金色」の色彩を呈しています。 金は等軸晶系(立方晶系)に属しますが、この個体は「他形(結晶の形が不明瞭な状態)」を示しています。これは、狭い石英脈の割れ目の中で成長が制限されたことや、母岩から分離する際の物理的な変形が影響しています。本個体においても八面体や十二面体といった明瞭な結晶面は判別しにくいですが、ギザギザとした、あるいは樹枝状に近い表面の質感は、自然金属元素に特有の特徴です。プレーサー郡の地質を象徴する本標本は、カリフォルニアの金鉱帯において貴金属が濃集した熱水プロセスの実証的な記録といえます。本品は、8mm程度と、見ごたえがあるサイズとまでは言えませんが、自然金は高価ゆえ、手頃な価格になるものを仕入れました。ルースケースに入れてお送りします。
黄鉄鉱 三角結晶(八面体) ペルー産 鉱物標本
¥2,640
■ 黄鉄鉱 Pyrite 化学式: FeS2 産地: Santiago de Chuco Province, La Libertad, Peru : 30x20x17mm 管理番号: 23316 --------------------- 産地:ペルー、ラ・リベルタ県、サンティアゴ・デ・チュコ郡 ペルーのラ・リベルタ県に位置するサンティアゴ・デ・チュコ郡は、熱水鉱脈型鉱床の産地として知られています。この地域の黄鉄鉱は、8つの三角形の面で構成される「八面体晶癖」が優勢であるという特徴を持っています。鉱物学的には、この{111}面の成長は、ワンサラ鉱山のような他のペルーの産地で見られる立方体晶癖と比較して、より低温、あるいは硫黄の不飽和度が低いといった特定の環境条件下で促進されます。 本標本は、その独特な表面光沢をもちます。一般的なペルー産黄鉄鉱に見られる鏡面のような金属光沢とは対照的に、本個体はやや光沢を抑えた、マットで深みのある質感を呈しています。サイズこそ小ぶりですが、八面体特有の鋭い三角形の幾何学形態はよくわかります。
蛍石 マットな小ぶりの美標本 フローライト 鉱物標本
¥2,200
■ 蛍石 Fluorite 化学式: CaF2 産地: Dilband, Kalat District, Balochistan, Pakistan : 20x17x14mm 管理番号: 23303 --------------------- パキスタン、バロチスタン州カラート地区ディルバンドで産出される蛍石は、その透明感と独特な色合いで知られています。結晶は立方体や八面体の形状を示すことが多いです。 特に、カラート地区の蛍石は、淡い青色や紫色の結晶が特徴的です。 採掘は主に小規模な手作業で行われており、地元の採掘者による丁寧な作業が高品質な標本の供給を支えています。 特徴的な色合いときれいな結晶よくわかる標本です。 本品は小さめですが、美しさは指折りです。マットな光沢で、光を透過する透明感あります。 ぎりぎりゆうパケットで送れますが、厚さの関係で最小限の梱包になります。
アクアマリン 原石 結晶 鉱物標本 パキスタン産 白雲母共生
¥2,640
■ 緑柱石(アクアマリン) Beryl var. Aquamarine 化学式: Be3Al2(Si6O18) 産地: Nagar District, Gilgit-Baltistan, Pakistan : 25x11x13mm 管理番号: 23277 --------------------- 産地:パキスタン、ギルギット・バルティスタン、ナガール地区 パキスタンのカラコルム山脈に位置するナガール地区は、ミアロリティック・ペグマタイトから産出する優れた鉱物標本で世界的に知られています。この地のアクアマリンは、マグマ熱水活動の最終段階で形成された晶洞内で結晶化します。その淡い青色は、環状珪酸塩構造のチャネル内でアルミニウムの一部が二価鉄(Fe2+)に置換されることで生じます。本標本は、アクアマリンが白雲母(マスコバイト)と共生している個体です。白雲母は銀白色の真珠光沢を放つ集合体として現れます。アクアマリンと、光を強く反射する雲母のとのコントラストは、パキスタン産アクアマリンの面白い特徴です。もちろん、宝石ルース用につけるレベルの高級アクアマリンではありませんが、この地域の地球化学的特徴を示す古典的な鉱物標本として非常に興味深く美しい標本です。アクアマリンの先端(終端部)も保存されており、特徴的な平らな底面(ピナコイド面 {0001})を観察できます。このような共生関係は、揮発性成分に富む残液からベリルと雲母が同時に晶出したことを示しており、ペグマタイトの冷却履歴を紐解く上でも重要な資料となります。
蛍石 パキスタン産 マットな光沢結晶 鉱物標本
¥12,320
■ 蛍石 Fluorite 化学式: CaF2 産地: Dilband, Kalat District, Balochistan, Pakistan : 123x110x45mm 管理番号: 23264 --------------------- 産地:パキスタン、バロチスタン州、カラート郡、ディルバンド パキスタンのバロチスタン州カラート郡に位置するディルバンド地域は、地質学的にジュラ紀の石灰岩層を母岩とする鉱床として重要視されています。この産地の蛍石の一部は、「艶消し(フロスト状)」のマットな表面光沢を持つことで際立っています。これは、立方体結晶の表面に天然の微細なエッチング(腐食)が生じているためであり、この微細な凹凸が光を拡散させることで、他産地のガラス光沢とは一線を画す独特のベルベットのような質感を生み出しています。 表面はマットですが、結晶内部の光学的透明度は非常に高いのが特徴です。本標本は、貫入し合った立方体結晶からなる見応えのある大型のクラスターです。その優れた透明度により、母岩の色合いが結晶体を通して透けて見え、内部がうかがい知れるような視覚効果をもたらします。ディルバンド産の蛍石は、低温熱水溶液によって形成されるため、安定した結晶成長を経て、本品のような大きく明瞭な幾何学的形状へと発達します。なお、本品をもちまして、当ショップにおける同産地の蛍石の出品は一旦終了とする予定です。 この大きさ、この美しさで、この価格でご提供できるのはおそらく本ロットまでになると思います。ぜひ今のうちにコレクションに加えてください。
方解石 犬牙状結晶クラスター 蛍石共生
¥8,360
■ 方解石 Calcite 化学式: CaCO3 産地: Dachang Mine, Qinglong, Guizhou, China : 60x59x48mm 管理番号: 23251 --------------------- 産地:中国、貴州省、晴隆県、ダーチャン(大廠)鉱山 右江盆地(ユージャン盆地)に位置する貴州省のダーチャン鉱山は、アンチモンやタリウムなど金属類を産出する大規模な鉱床であり、熱水鉱脈から生じる高品質な炭酸塩および硫酸塩鉱物の産地として知られています。 本標本は、一般に「犬牙状」と呼ばれる、鋭く尖った長大な「偏三角面体」の晶癖をもつ方解石のクラスターです。この形態は、三方晶系の錐面に沿って優先的に結晶が成長することで形成されます。 本品の鉱物学的に重要な特徴は、方解石の表面に白い別の鉱物が共生している点です。ダーチャン鉱山の地質環境から、これらは微細な蛍石、あるいは石英のドラフ(集晶)である可能性が高いと考えられます。 同鉱床において、蛍石はしばしば鉱化作用の最終段階で沈殿し、時にフロスト状(艶消し状)の微小な立方体結晶を形成して、半透明な方解石との間に鮮烈なコントラストを生み出します。幾重にも重なり合った犬牙状結晶が構築する複雑な三次元的構造は、晶洞内においてミネラル分に富んだ熱水から炭酸カルシウムが断続的に沈殿した様子を物語っており、造形的に非常に優れた標本です。
方解石 レッドカルサイト 鉄のインクルージョン 鉱物標本
¥6,820
■ 方解石 Calcite 化学式: CaCO3 産地: Tonglushan Mine, Edong Mining District, Daye Co., Huangshi, Hubei, China : 89x50x27mm 管理番号: 23238 --------------------- 産地:中国、湖北省、黄石市、大冶市、鄂東鉱区、銅緑山(トンルーシャン)鉱山 湖北省の有名な鄂東(エドン)鉱区に位置する銅緑山(トンルーシャン)鉱山は、古代から続く大規模なスカルン型銅・鉄鉱床です。この産地は「レッドカルサイト」と呼ばれる独特なバリエーションを時折産出するとして知られており、これは方解石の結晶成長過程において、内部に微細な赤鉄鉱(ヘマタイト)のインクルージョンを取り込んだものです。この酸化鉄の微粒子が結晶内部に取り込まれることで、この鉱区特有の鮮やかで半透明のカルサイトがレンガ色やテラコッタ色を部分的に発色します。 本標本は、カルサイトの標本としても十分なクラスターですし、内部にヘマタイトを有するインクルージョン入りのレアなカルサイトとしてもさらに価値が高いです。赤鉄鉱ヘマタイトが単なる表面の被覆ではなく、内部の色素として存在している事実は、熱水系において鉄成分と炭酸塩成分が同時に沈殿したことを示しています。珍しい標本で、かつ見ごたえがあるサイズで、しかも自立して置いたときに見栄えがします。底面などカットされています。
蛍石 結晶 鉱物標本 フローライト
¥2,750
■ 蛍石 Fluorite 化学式: CaF2 産地: Xianghuangqi, Xilin Gol League, Inner Mongolia, China : 45x26x19mm 管理番号: 23225 --------------------- 産地:中国、内モンゴル自治区、シリンゴル盟、シャンホアン旗(襄黄旗) 内モンゴル自治区シリンゴル盟に位置するシャンホアン旗地域は、火山岩および堆積岩層の中に形成された熱水鉱脈型鉱床を特徴としています。この地域の蛍石は通常、立方体の晶癖を持ち、透明度とガラス光沢を伴って結晶化します。 本標本は、密集した水晶の群晶の間に蛍石の結晶が配置されており、その共生関係が非常に美しい個体です。この産状は鉱物学的に見て二段階の鉱化プロセスを示しており、最初に水晶が晶出し、その後に水晶の隙間(晶洞)を埋めるように熱水から蛍石が沈殿したことを物語っています。周囲の水晶が天然のフレームのような役割を果たし、蛍石の幾何学的な精密さと透明感をより一層引き立てています。
インドゥー鉱山産蛍石 結晶 鉱物標本 フローライト
¥1,870
■ 蛍石 Fluorite 化学式: CaF2 産地: Yindu Mine, Hexigten Banner, Chifeng City, Inner Mongolia, China : 60x32x17mm 管理番号: 23212 --------------------- 産地:中国、内モンゴル自治区、赤峰市、ケシケテン旗、インドゥ(銀都)鉱山 インドゥ鉱山は内モンゴル自治区のケシケテン旗に位置し、地質学的には熱水鉱脈型鉱床に分類されます。この産地は、深いフォレストグリーンから濃いティールブルー、時には深いパープルに至るまで、非常に彩度の高い独特の色彩を持つ蛍石を産出することで知られています。これらの色彩は、結晶成長過程における微量元素の濃度変化や温度変化を反映し、しばしば明瞭な同心円状のファントム構造として現れます。 本標本は、インドゥの熱水系における安定した低温条件下での形成を物語る、立方体結晶のクラスター(群晶)です。結晶面はややマットガラス光沢から、樹脂状の光沢を帯びるのが特徴です。一部自形結晶でない部分もあります。 本品は、光を裏側からあてて観賞して楽しむというよりは、色合い、結晶の形や美しさを楽しむものといえます。
蛍石 フアンガンリン鉱山 青い結晶 クラスター 結晶 鉱物標本原石
¥2,750
■ 蛍石 Fluorite 化学式: CaF2 産地: Huanggangliang, Inner Mongolia, China : 55x30x17mm 管理番号: 23199 --------------------- 産地:中国、内モンゴル自治区、赤峰市、克什克騰旗、ホワンガンリャン(黄崗梁) ホワンガンリャン鉱山は、中生代の花崗岩質貫入岩がペルム紀の石灰岩や頁岩と作用して形成された、世界有数の規模を誇るスカルン型鉱床です。この産地の蛍石は、高い色彩の彩度が特徴であり、通常、深みのあるロイヤルブルーから濃いバイオレットを呈します。これらの色彩は、フッ化カルシウムの結晶格子内に形成された特定のカラーセンターに起因するもので、スカルン環境下での自然放射線の影響を強く受けていると言われます。 本標本は、特徴的な母岩の上に青い蛍石結晶が群生したものです。ホワンガンリャン産の蛍石に見られる注目すべき特徴として、ファントム成長や複雑な累帯構造(ゾーニング)が挙げられますが、本品もこれらがあるはずですが、青色の色合いが濃いため、観察が困難です。各結晶はガラス光沢~マットな光沢を放ち、青色とあいまって他では見られない美しさです。この巨大なスカルン鉱床における鉱化作用の最終段階において、熱水溶液が安定かつ緩やかに冷却されることで、このような鋭利な幾何学的形状を持つ結晶が形成されました。 本Lotは安定性を高めるために裏面がカットされているものもあります。
重晶石 モロッコ産 結晶 鉱物標本 バライト (31)
¥2,310
■ 重晶石 Baryte 化学式: BaSO4 産地: Mibladen mining district, Midelt Province, Drâa-Tafilalet Region, Morocco : 40x39x33mm 管理番号: 23173 --------------------- 産地:モロッコ、ドラア=タフィラルト地方、ミデルト県、ミブラデン モロッコのミブラデン鉱区は硫酸バリウム鉱物の代表的な産地であり、重晶石はジュラ紀の炭酸塩岩層に付随する層状鉛・亜鉛鉱床の中に産出します。本標本は、{001}面が非常によく発達した、重晶石特有の板状結晶(タブラー・ハビット)を顕著に示しています。これらの結晶は、比較的低温の熱水沈殿によって形成され、ナイフのように鋭利なエッジと、劈開面に現れるガラス光沢から真珠光沢に近い独特の質感が特徴です。 本標本の重要な点は、方鉛鉱(ガレナ)との共生が見られることです。鉛灰色の金属光沢を持つ方鉛鉱は、粒状の塊として、母岩に含まれています。この共生関係は、鉱化熱水中に硫酸塩(重晶石)と硫化物(方鉛鉱)の両方を沈殿させるのに十分な硫黄が存在した、特定の化学平衡状態を物語っています。 特徴的な形状がわかる標本です。
褐鉛鉱 結晶 バナジン鉛鉱 鉱物標本 原石 (7)
¥1,980
■ 褐鉛鉱 Vanadinite 化学式: Pb5(VO4)3Cl 産地: Mibladen mining district, Midelt Province, Drâa-Tafilalet Region, Morocco : 32x18x8mm 管理番号: 23147 --------------------- 産地:モロッコ、ドラア=タフィラルト地方、ミデルト県、ミブラデン鉱区 ミブラデン鉱区は、ミドルアトラス山脈とハイアトラス山脈の間に広がる高地に位置し、世界的に名高いミシシッピバレー型(MVT)鉱床として知られています。この地の褐鉛鉱(バナジナイト)は、鉛を含む熱水鉱脈の酸化帯において、周囲の頁岩から溶け出したバナジウムが反応することで形成される二次鉱物です。 本標本は、この種において最も典型的な形態である、六角柱状の結晶が観察できます。 ミブラデン産褐鉛鉱の特徴は、結晶構造内の高い鉛含有量に起因する、非常に高い屈折率と光沢にあります。母岩の上に、小さな結晶が自然な状態で散りばめられています。鮮やかなレッドオレンジから深い赤褐色に至る色彩はこの産地の代名詞であり、バナジン酸イオンの特定の濃度によって生じます。
褐鉛鉱 結晶 バナジン鉛鉱 鉱物標本 原石
¥1,870
■ 褐鉛鉱 Vanadinite 化学式: Pb5(VO4)3Cl 産地: Mibladen mining district, Midelt Province, Drâa-Tafilalet Region, Morocco : 37x24x27mm 管理番号: 23134 --------------------- 産地:モロッコ、ドラア=タフィラルト地方、ミデルト県、ミブラデン鉱区 ミブラデン鉱区は、ミドルアトラス山脈とハイアトラス山脈の間に広がる高地に位置し、世界的に名高いミシシッピバレー型(MVT)鉱床として知られています。この地の褐鉛鉱(バナジナイト)は、鉛を含む熱水鉱脈の酸化帯において、周囲の頁岩から溶け出したバナジウムが反応することで形成される二次鉱物です。 本標本は、この種において最も典型的な形態である、六角柱状の結晶が観察できます。 ミブラデン産褐鉛鉱の特徴は、結晶構造内の高い鉛含有量に起因する、非常に高い屈折率と光沢にあります。母岩の上に、小さな結晶が自然な状態で散りばめられています。鮮やかなレッドオレンジから深い赤褐色に至る色彩はこの産地の代名詞であり、バナジン酸イオンの特定の濃度によって生じます。